福島ロボットテストフィールドで5本指ロボットハンド「MELTHAND」の実機稼働デモンストレーションを実施

2023年6月3日、公明党東日本大震災復興加速化本部（本部長＝赤羽一嘉幹事長代行）は研究開発の現場の視察として、福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドに訪れました。この機会を通して、MELTINは現在開発中の5本指ロボットハンド「MELTHAND」の実機稼働デモンストレーションを行いました。

今回のデモンストレーションでは、「MELTHAND」の高度な繊細さとパワフルさを伝えることができる多様な動作を行い、その実力を視察団の皆様にご覧いただくことができました。
・薬さじを持って粉末を掬う
・綿球をつまむ
・全指 & １指で５kgの重りを持ち上げる

「MELTHAND」について
日本人男性平均サイズの5本指ロボットハンドと多関節形ロボットアームで構成されています。操作者が直感的に手指と腕を動かすだけでロボットを思い通りに遠隔操作でき、さまざまな異なる形状の物でも、指先を形に合わせて自由に把持することができます。極限・危険環境での作業の遠隔化や、従前は人に頼らざるを得なかった手先の器用さを必要とする製造・組立作業の自動化／半自動化などへの適用を進めています。

また、固さや柔らかさなどがわかる力覚フィードバック機能がついた制御インターフェースも展示し、赤羽本部長を含む視察団の皆様にご体験いただきました。
その後、MELTIN代表粕谷を含む福島イノベーション・コースト構想関係者と意見交換を行いました。

MELTINは年齢や身体能力に関わらず、全ての人が何不自由なく自分らしく生きるための選択肢を提供できる社会の実現を目指しています。今後もより一層の技術革新を目指し、MELTHANDを含む革新的な製品の開発に努めてまいります。
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